主な症状
元気がない、咳をする、目やにが出る、触ると嫌がる、食欲がない、くしゃみや鼻水が出る
症状としては,咳が多く見られます。急に発症した場合、発作的で激しい咳が、数日からときに数週間と長期的に続くことがあります。また、原因によっては咳と同時に元気が無くなったり、鼻水や涙を流したり、目やに、発熱が見られ、食欲の低下をともなう場合もあります。症状が重くなるにつれて胸の痛みが激しくなり、胸の周辺を触られるのを嫌がることがあります。
予防方法
気管支炎の予防のためには、ネコヘルペスウイルスやネコカリシウイルスといったウイルスの感染を防ぐため、定期的にワクチン接種を行うことが重要です。たばこの煙や、空気中のほこりやガス、化学物質を吸うのを防ぐために発生原因を見つけ出し無くす必要があります。
原因
主な原因は、ウイルスやマイコプラズマの感染です。これに他の細菌や真菌などが二次感染する可能性もあります。また、煙草の煙、芳香剤、カビ取り剤などの化学薬品などの刺激物やほこりを吸い込んだり、異物を誤飲したりすることが引き金になって気管支炎になることもあります。
治療方法
治療方法は、主に抗生物質などの内科療法が挙げられます。また、症状を緩和するために吸入器による治療を行うこともあります。治療中は、暖かい部屋で安静にさせ、栄養補給を十分に行うことが大切です。
