主な症状
先天性心疾患の症状は、病気の種類や程度によって様々です。一般に、運動をするとすぐに疲れる、咳をする、元気や食欲がなくなる、呼吸が荒くなる、チアノーゼなどが見られます。また、生後すぐに重い症状で死亡する場合もあれば、症状が認められないまま生存する場合もあります。
予防方法
先天性の病気のため、特に予防法はありません。ただし、飼育する猫がこの心臓病を患っている場合は、できるだけ激しい運動を避け、安静に飼育するようにしましょう。
原因
先天性心疾患は、母猫のお腹にいるときに、胎子の心臓に何らかの障害が生じて正常に発育しなかったことが原因と考えられています。遺伝的な要因も考えられますが、まだはっきりとはわかっていません。
治療方法
先天性心疾患の根本的な治療となる外科的手術や、薬剤の投与や運動制限などを行う内科療法があります。