主な症状
呼吸困難、体重減少など
呼吸困難などの症状が出ますが、外傷性か非外傷性によって違いがあります。
外傷性の場合、軽度だと気付かない場合があります。横隔膜の損傷が重度の場合、呼吸困難により皮膚や粘膜が青紫色になったり、ショックなどの重篤な症状が現れます。傷や骨折を伴っていることもあります。
非外傷性の場合、症状がゆっくりと現れ、徐々に悪化することが多いです。
予防方法
外傷を負わないように、注意することが大切です。
原因
外傷性の場合、交通事故や高所からの転落など、強い衝撃を受けることによって腹部の圧力が上昇し、横隔膜が破裂してヘルニアを発症します。
非外傷性の場合、先天的に横隔膜が欠損して起こります。呼吸困難のため、成長半ばで死んでしまう場合もあります。
治療方法
ヘルニアを外科的手術によって、整復することが唯一の治療方法となります。他の外傷が存在する場合には、まず身体を安定させることが大切です。